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江戸川公園は神田川沿いにある公園です。細長い敷地が特徴で、児童公園や親水空間を有しています。
目白崖線沿いにある公園とあって、高低差を利用した滑り台があります。たのしそう…
目白崖線
別名落合崖線。神田川と妙正寺川により浸食された、崖の連なり。新宿区から豊島区、文京区まで続く。周辺には湧水が多く、都心に残された貴重な水環境は地域のコミュニティの交流の場となっている。なお、目白崖線の帯水層は立川・武蔵野ローム層と武蔵野礫層である。ちなみに、この地域では崖線を「バッケ」と呼ぶ。
園内の東側に親水空間があります。ちなみにこの流れは循環です。ただ、園内では僅かながら水が湧いているそうです。目視で分かるほどの湧水は確認できませんでしたが…
今回は循環ポンプの最上流部で水質を測定しました。
pH | 8.18 |
EC | 589μs/cm |
水温 | 15.0 |
硝酸 | 未検出 |
亜硝酸態窒素 | 未検出 |
循環ですので、水質は芳しくないです。ECが高く、不純物の量が多いといえます。ただ、昨今地下水汚染の原因物質とされる、亜硝酸態窒素はほぼ検出されませんでした。
最後に江戸川公園にある史跡について。
江戸時代、現在の江戸川公園付近の神田川に堰を作り、一旦水位を上げ水を江戸の市中に掛樋で送ったそうです。ちなみにこの取水した水の流れを神田上水、取水後残った神田川の流れを江戸川と呼びます(現在の江戸川とは無関係)。堰の建設工事には、かの松尾芭蕉も関わったそうです。そういえばこの近くには関口芭蕉庵という、湧水を有する庭園がありますね。ぜひそちらも併せて訪れてみては。
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