矢川緑地の隣、立川の崖線沿いに、清水の湧き出す小さな神社があります。
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矢川弁財天へは、周辺が工事中ということもあり、少しわかりにくかったです。後でわかったのですが、実は矢川弁財天は矢川緑地と青柳通りを隔て反対側にあり、青柳通りから階段で行けるようです。この行き方であればわかりやすそうです。
訪れた日はお正月のため、飾りつけが施されていました。ただ、訪れる人の様子はありませんでした。
ここ矢川弁財天は日本でも数少ない、水の神である狛蛇がいる神社として有名です。蛇神はインドではナーガと呼ばれ、こちらも水の神様です。
境内には自噴井があり、ここから水が湧き出しています。境内ということもあり、採水するのは少し憚られる雰囲気です。矢川弁財天の湧水も、隣の矢川緑地の湧水と同様に立川崖線から湧き出しています。
立川崖線
JR青梅線青梅駅付近から調布市と狛江市の市境あたりまで続いている、延長約40キロメートルの段丘崖。古代多摩川が南へと流れを変えていく過程で武蔵野台地を削り取ってできた、河岸段丘の連なりである。下流ではほとんど高さがないが、上流部の立川付近では15m程度の高さとなっている。崖線には湧水が多く、市街地の中の親水空間として、また野鳥や小動物の生活空間として貴重な自然地となっている。
東京都環境局339-053-914より一部抜粋
写真奥にあるコンクリート壁が青柳通りです。池の水は循環している可能性が高いです。池には鯉が悠々自適に泳いでおり、美しいです。
こじんまりとした神社ですが、湧き出す清水が美しいです。矢川緑地と併せて、是非訪れてみてくださいね。
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