肥後細川庭園 湧水を利用した回遊式庭園

循環
アクセス4.5
景観4.5
水量1.5
水質2.0
総評3.1
※東京の湧水として。個人の感想です。
2月から10月まで午前9時から午後5時まで(但し、入園は午後4時30分まで)
11月から1月まで午前9時から午後4時30分まで(但し、入園は午後4時まで)
休園12月28日から1月4日の期間
開園時間

肥後細川庭園は、細川家下屋敷の庭園の跡地に作られた公園です。中央に大きな池がある回遊式庭園で、大変美しいです。

冬には雪吊りが施されており、兼六園のようです。(雪が降った景色を見られるのはかなりレアですが)

肥後細川庭園の特徴の一つが、滝の多さです。園内には滝が3か所あり、目白崖線の高低差を生かした作りになっています。

目白崖線

別名落合崖線。神田川と妙正寺川により浸食された、崖の連なり。新宿区から豊島区、文京区まで続く。周辺には湧水が多く、都心に残された貴重な水環境は地域のコミュニティの交流の場となっている。なお、目白崖線の帯水層は立川・武蔵野ローム層と武蔵野礫層である。ちなみに、この地域では崖線を「バッケ」と呼ぶ。

ちなみに池の水は循環ですが、わずかながら湧水も見ることができます。写真にある通り、渇水期である冬の湧出量はかなり少ないです。

最後にこの場所で水質を測定しました。

pH8.04
EC545μs/cm
水温14℃
硝酸0~1
亜硝酸態窒素0~0.2
2023年1月22日測定

循環ですので、水質は芳しくないです。ECが高く、不純物の量が多いといえます。ただ、昨今地下水汚染の原因物質とされる、亜硝酸態窒素はほぼ検出されませんでした。

1月は梅が見ごろでした。美しいですね。それでは。

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